推し活におけるお花贈り文化の背景
近年、「推し活」はファンにとって日常に根付いた文化として広がっています。株式会社ジェイアール東日本企画の「推し活・応援広告調査2025」によると、「推し」がいる人は全体の28.4%に上り、その約6割が「2個以上の推しがいる」と回答しています。また、「推し活は趣味の1つとして無理せず楽しみたい」と回答した人が76.0%に達しており、複数の推しを自身のペースで楽しみ、日々の活力を得るスタイルが世代を問わず定着していることが示されています。
このような状況の中、推しの誕生日や周年記念、大規模なライブなどの「特別な日」には、ファンが自ら企画し、想いを形にして盛大に祝う文化も同時に広がりを見せています。そのお祝いの形の一つとして、「フラスタ」や「楽屋花」といったお花を贈る行為が定着しています。
デジタルでのコミュニケーションが主流となる現代において、ファンが手間や予算をかけてまでリアルな「お花」を贈る背景には、どのような想いやこだわりがあるのか、そしてファンコミュニティへの波及効果や直面する課題について、今回の調査では分析が行われました。
出典:株式会社ジェイアール東日本企画「推し活・応援広告調査2025」
調査で明らかになった主な内容
本調査の結果、フラスタ・楽屋花をはじめとする推し活におけるお花贈り文化が、推しへの応援の気持ちを「目に見える形」で届ける手段として広がっていることが判明しました。主な調査結果は以下の通りです。
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フラスタ・楽屋花などのお花贈り文化は、声優、アイドル、VTuber、アニメ・漫画・ゲーム、舞台俳優といった幅広いジャンルで定着しています。
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1回にかける平均予算は1万〜3万円が最も多く、中には10万〜20万円以上を費やすケースも報告されています。
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推し活やお花贈りに関する情報収集・企画連携の中心はX(旧Twitter)です。
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97.4%のファンが、推しの誕生日や周年記念、大きなライブなどの特別な日に「特別な形で応援したい」と回答しています。
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お花を贈る主な理由は「推しの記念日を盛大に祝いたい」および「応援の気持ちを形にして届けたい」です。
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お花贈りを諦める・躊躇する理由として最も多かったのは、公式レギュレーションの発表時期と祝花手配のスケジュールに関する課題でした。
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今後もお花を贈りたいという意向は約98%と高く、推し活におけるお花贈りニーズは継続が見込まれます。
個人とグループでの予算感とこだわり
フラスタや楽屋花は、会場を華やかに彩るだけでなく、ファンの応援の気持ちを可視化し、ファンコミュニティ全体の熱量を高める役割も果たしています。

費用面では、単独でお花を出すスタイルを選択するファンは、「デザインを100%自分好みにしたい」という強い情熱を抱いている傾向にあります。この場合、1回にかける平均予算は1万〜3万円ですが、中には10万〜20万円以上を投じる熱心なファンも存在します。
一方で、複数人で費用を出し合うファン企画への参加は、1回あたり1,000円〜3,000円と、個人で贈る場合に比べて手軽に参加できる点が特徴です。これにより、多くのファンが協力して大きなお祝いを作り上げる喜びを共有しています。
しかしながら、祝花の手配には、公式レギュレーションの確認、デザインの具体化、制作・配送・回収の準備など、ファン側と運営側の双方にとって調整が必要となる場面も少なくありません。
今後の取り組み
株式会社Sakaseruは、今後もお花の手配やファン企画を支援するサービスを通じて、ファンが安心して応援の気持ちを形にできる環境づくりに貢献していく方針です。
本調査の詳細は、以下の調査レポートにて公開されています。
株式会社Sakaseruについて
株式会社Sakaseruは、「応援する人を応援する」という理念のもと、顧客に新たな贈り物の価値を提供するため、2015年10月に創業しました。エンターテインメントからビジネスシーンまで、ITプラットフォームを展開しています。
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