Z世代が選ぶ2026年夏「観たい映画」ランキング発表、1位は『トイ・ストーリー5』

Z世代が選ぶ2026年夏「観たい映画」ランキング発表

株式会社シネブリッジと株式会社テスティーは、10代・20代の男女1,200名を対象に、2026年夏に「観たい映画」に関するアンケート調査を共同で実施しました。調査期間は2026年5月1日から5月25日です。

近年の映画市場において、Z世代の支持はヒットの行方を大きく左右する要因の一つとされています。本調査では、Z世代が映画館で観たいと考える作品の傾向や、その背景にある鑑賞動機、価値観を分析しました。

また、公開前の鑑賞意向と公開後の実際の動員数との間には、「相関係数0.98」という非常に高い連動性が確認されました。これは、公開前の期待値が観客を動かす初動の指標となり得ることを示唆しています。

調査結果のハイライト

  • 複数のヒット作が市場全体を押し上げる夏へ: ランキング1位の『トイ・ストーリー5』(17.5%)と2位の『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(16.6%)が僅差で並び、3位から6位も接戦となりました。多様な作品がそれぞれの観客を呼び込み、市場全体の活性化が期待されます。

  • 映画館へ “泣きに行く” エモ消費の台頭: 2位の『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は、他の作品を上回る「恋人・デート需要(24.4%)」や「友人との鑑賞意向(53.3%)」が高い結果を示しました。“一緒に泣きに行く” こと自体を楽しむ感情共有型の映画消費が広がっていると考えられます。

  • Z世代の期待はヒットの先行指標に: 公開前の鑑賞意向と実際の初動観客動員数の間には、相関係数0.98という極めて高い相関が確認されました。若年層の期待値は、映画市場におけるヒットの有力な先行指標として機能していることが示されています。

Z世代が選ぶ「2026年夏 映画館で観たい映画」TOP10

Z世代のトレンド調査 夏に“映画館で観たい映画”ランキング

この夏、Z世代が映画館で観たい映画の1位に選ばれたのは、『トイ・ストーリー5』でした。「原作が好き」(63.7%)、「ストーリーが面白そう」(48.8%)といった回答が高く、長年培われたブランド力と作品への信頼が期待を集めています。

Z世代のトレンド調査 鑑賞ポイントと原作期待値

2位には『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』がランクインしました。TikTokをはじめとするSNSで話題を集める本作は、「恋人・デート需要」(24.4%)や「友人との鑑賞意向」(53.3%)が高い傾向にあります。“一緒に泣きに行く”という感情共有型の映画消費がうかがえる結果です。

映画選びで「好きな原作」であることを重視するZ世代において、8位の『映画 ちいかわ』は「原作が好きだから」(81.7%)が全作品中トップとなりました。予告編を観た感想として「流行りそう」(33.5%)の回答が上位作品中で最も高く、ファンダムを起点とした口コミ拡散や “推し活消費” による動員・物販の伸長が期待されます。

Z世代のトレンド調査 "予告編"から感じた印象

10位の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ <ワルプルギスの廻天>』は、「考察しがいがありそう」(28.7%)で上位作品中1位となりました。SNS経由での認知も高く、一人でじっくり作品を楽しむファン層を中心に、考察や口コミの拡散による公開後の伸長が見込まれます。

Z世代の「観たい」が、ヒットにつながる高い相関性

本調査の有効性を検証するため、前回(2026年1月〜2月)調査の「公開前鑑賞意向」と、実際の「初動3日間の観客動員数」の相関が分析されました。

Z世代のトレンド調査 鑑賞意向と初動動員数の相関関係

その結果、公開前鑑賞意向と初動動員数の相関係数は0.98、実際の作品鑑賞率との相関係数も0.98となり、いずれも極めて高い正の相関が確認されました。

前回調査で高い期待を集めた『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』や『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』もスタートダッシュを記録しており、Z世代の公開前鑑賞意向は、興行ヒットを予測する先行指標となり得ることが示されています。

Z世代の映画消費トレンド:「愛着」ある国内IPを、映画館という“体験”で共有

Z世代のトレンド調査 鑑賞傾向・消費行動

SNSは入口、来場を決めるのは “愛着”

ゴールデンウィークに映画館で映画を観た理由を見ると、実際の来場を後押ししているのは作品への愛着であることが分かりました。トレンドや話題性、口コミが興味を持つきっかけとなる一方で、映画館へ足を運ぶ決め手は、作品やキャラクターへの愛着にあると分析されています。

Z世代の映画館利用は “邦画・国内IP” が中心

鑑賞志向では、「邦画を観る」が63.8%、「邦画も洋画も観る」が20.3%となり、84.1%が邦画を鑑賞する層という結果になりました。これは、アニメや漫画原作作品が興行市場を牽引する現在のトレンドを裏付けるものといえます。

映画館は “体験” を楽しむ場所へ

鑑賞時の追加消費では、「ポップコーン・フード類」が55.9%、「ドリンク類」が49.8%と半数前後に達しました。映画館は単に映画を観る場所ではなく、飲食や会話を含めて楽しむレジャー空間として利用されていることがうかがえます。特にZ世代にとって映画館は、作品鑑賞だけでなく、友人や家族と特別な時間を共有する “体験の場” になっていると考察されます。

調査概要

  • 調査対象: 12歳〜22歳の中学生・高校生・大学生(男女)

  • 調査期間: 2026年5月1日〜5月25日

  • 有効回答数: 計1,200サンプル(中学生400、高校生400、大学生400)

  • 調査方法: インターネット調査(「Powl」利用)

  • 共同調査: 株式会社シネブリッジ / 株式会社テスティー

共同調査企業情報

株式会社シネブリッジ

映画館広告(シネアド)を中心に、劇場空間を活用した企業プロモーションを展開する専門エージェンシーです。プロジェクションマッピングシネアドやMX4Dシネアド、シアターネーミングライツなど、日本初事例を含む多様な施策を手掛けています。全国の劇場ネットワークを活用し、圧倒的な没入感と高い視認性を生かしたブランドコミュニケーションを提供しています。
URL: https://www.cine-bridge.com/

株式会社テスティー

チャットボットを活用した広告・ネットリサーチ事業を展開しています。ポイ活アプリ「Powl」(ポール)」に登録している600万人(2024年10月末時点)のユーザーの意見を基に、捉えづらい若年層の実態を可視化できる点を強みにリサーチ事業を行っています。
URL: https://www.testee.co/

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