Oshicoco、2026年下半期の推し活トレンド予想を発表

2026年下半期 推し活トレンド予想:Oshicocoが調査結果を発表

株式会社Oshicocoは、2026年下半期における「推し」および「推し活文化」のトレンド予想に関する調査結果を発表しました。この調査は、2026年5月11日から15日にかけて、Instagramの「推し活応援メディアOshicoco」フォロワーとLINE@登録者を対象に実施され、594件の有効回答が集計されました。

2026年下半期 推し活トレンド予想

2026年下半期『推し』トレンド予想

アイドル部門では、音楽番組やバラエティ番組での露出が多い「M!LK」や、リリースイベントが注目を集める「モナキ」が上位にランクインしました。歌唱力やダンススキルだけでなく、バラエティ対応力や誠実な人柄が応援される理由として挙げられています。韓国アイドルでは、再結成ライブで話題となった「BTS」が引き続き人気を維持する一方、「ILLIT」や「NCT WISH」といった第五世代アイドルも注目を集めています。

アニメ・ゲーム・キャラクター部門では、続編や劇場版が決定している「薬屋のひとりごと」や、10周年イヤーのイベントが活況な「あんさんぶるスターズ!!」がランクインしました。「トモダチコレクション」や「悪魔執事と黒い猫」のような、推しとの関わりに癒しを感じるゲームも人気です。

歌い手・VTuber・ゲーム・その他部門では、2.5次元アイドルや歌い手グループへの回答が多く、その人気が継続していることが示されました。個人だけでなく、配信やライブで見せる関係性に魅力を感じ、グループ全体や界隈、事務所単位で応援する傾向も見られます。

2026年下半期「推し」トレンド予想

2026年下半期『推し活』トレンド予想キーワード

2026年下半期の推し活では、以下の5つのキーワードが注目されると予想されます。

2026年下半期「推し活」トレンド予想

1. 推しと暮らす

推しをイベントやライブ時だけでなく、日常生活の中に自然に取り入れる「推しと暮らす」スタイルが浸透していくと考えられます。日常記録アプリやVlog文化の普及が背景にあり、推しの楽曲をBGMにしたり、部屋のインテリアに推しカラーを取り入れたり、Vlogに推しグッズを映り込ませたりと、「推しがいる日常」を見せる楽しみ方が広がっています。2026年には「トモダチコレクション」の新作も登場し、推しを「同じ世界で暮らす存在」として楽しむ感覚が今後の推し活に影響を与えるでしょう。推し活は、現場やグッズ購入に留まらず、「推しがいる生活そのもの」を楽しむフェーズへと移行していくと見込まれます。

推しと暮らすイメージ

2. 推し活旅行

これまでのライブ遠征や聖地巡礼に加え、今後は交通機関やホテル自体が推し活の目的地になるケースが増加すると考えられます。新幹線とアーティスト・IPのコラボ企画や、移動中に限定コンテンツを楽しめる施策が拡大しており、移動時間も推し活の一部として楽しめるようになっています。ホテルとのコラボレーションも注目されており、推し活仕様の客室や、ぬい撮り・アクスタ撮影に適した空間、鑑賞会プランなどが登場し、宿泊先が推し活スポットとなることも予想されます。友人との推し活合宿のような楽しみ方も広がるでしょう。今後は、ライブ会場や作品の舞台だけでなく、交通機関、ホテル、カフェ、商業施設など全国各地が新たな「聖地」となる可能性を秘めています。推し活における旅行は、遠征の延長ではなく、推しを中心に旅を組み立てる新しいレジャーとして定着していくのかもしれません。

推し活旅行イメージ

3. 体験で深める概念推し

直接的な推し活に加え、推しの雰囲気や世界観を自分なりに表現する「概念推し活」が広がりを見せています。推し色を取り入れる楽しみ方は既に定着していますが、今後は香り、色、質感、アートといった、より感覚的な体験へと発展していくでしょう。特に、フレグランス作り、インク作り、絵画、たらしこみアートなどの体験型コンテンツが注目されています。これらの体験を通じて、「推しを香りにするならどのような香りか」「推しのイメージを色で表現するならどのような色か」といったように、推しの解釈を自分の手で形にする楽しみ方が拡大しています。概念推し活の魅力は、公式グッズでは表現しきれない「自分だけの解釈」を楽しめる点にあります。推しを「持つ」だけでなく、推しを「解釈して作る」というクリエイティブな推し活が今後さらに注目されるでしょう。

概念推しイメージ

4. 推しモチーフデコ

平成リバイバルの波によりデコブームが再燃しており、推し活グッズや日用品を自分好みに飾る「推し×デコ」も一層の盛り上がりを見せるでしょう。アクスタケース、硬質ケース、トレカケース、ぬい服などのデコレーションは既に定着していますが、そこからさらに、身近な持ち物を推し仕様にする動きが広がっています。例えば、傘やペットボトル、ポーチなどに付けられる「めじるしチャーム」は、実用性と推し色・キャラクターを取り入れる楽しさを両立しています。また、リップやパウダー、ミラー、香水などをシールやパーツで飾る「デココスメ」も、推し活との親和性が高いトレンドです。普段持ち歩くアイテムに推し色や推しモチーフを取り入れることで、日常的に推しを感じられるようになります。さらに、デジタル缶バッジのように、リアルグッズとデジタル表現を組み合わせたアイテムも注目されており、その日の気分や現場に合わせて表示内容を変えることで、より多様な推し活が楽しめるでしょう。今後は、従来の推し活グッズだけでなく、コスメやポーチなどのライフスタイルアイテムも、推しをモチーフにしたシールやチャーム、パーツでデコレーションする傾向がさらに拡大すると考えられます。

推しモチーフデコイメージ

5. 推し活×AI

AIの進化は推し活にも影響を与え始めており、SNS上では、推し活写真の加工、うちわ・ボードのデザイン作成、遠征のスケジュール整理などにAIを活用する人が増加しています。特に、ビジュアル制作の領域で活用が広がりやすいと見られます。コンサート用のうちわ文字のデザイン、推し色やモチーフに合わせた背景の作成、SNS投稿用の画像調整などは、AIとの相性が良い分野です。デザインスキルがない人でも、AIを活用することで完成度の高い推し活アイテムを作成しやすくなるでしょう。また、推し活写真の加工にもAIが活用されており、ぬい撮りやアクスタ撮影写真を明るく整えたり、背景を加工したり、不要なものを自然に除去したりと、SNS投稿に適した形に調整する使い方が広がっています。今後、AIは推し活をサポートする「裏方」として定着していくと予想されます。ただし、推し本人や公式画像の扱い、著作権や肖像権への配慮も重要であり、利便性とリテラシーの両方が求められるトレンドとなるでしょう。

推し活×AIイメージ

2026年下半期以降の推し活について

2026年下半期以降の推し活は、ライブや現場といった特定の活動を超え、日常、旅行、体験、デコレーション、AIといった多岐にわたる領域へと広がりを見せていくでしょう。推しを「眺める」だけでなく、日常に溶け込ませ、旅の目的にし、香りや色で解釈し、自らの手でデコレーションするなど、推しと個人との関わり方は、よりクリエイティブなものへと進化しています。さらに、AIの活用によってデザインや写真加工のハードルが下がり、誰もが自分らしい推し活アイテムを作成できる時代が到来しつつあります。「推しがいる生活そのもの」を楽しむ文化が定着する中で、推し活は今後ますます日常に深く、豊かに根付いていくと見込まれます。

推し活特化型調査サービス「推しペディア」

本調査は、株式会社Oshicocoが提供する推し活特化型調査サービス「推しペディア」を活用して実施されました。このサービスは、推し活コミュニティ約12万人、推し活インフルエンサー約500名、オタクエキスパート30名を擁し、10〜30代女性を中心とした若年層パネルに対し、定量・定性の両面から調査が可能です。

「推しペディア」の提供内容は以下の通りです。

  • オタクの声聞き放題プラン(月額10万円〜)

  • オタクアンケート調査(定量調査)

  • オタク有識者会議(座談会サービス)

エンタメ企業、IPホルダー、グッズ制作会社、広告代理店、メーカー、若年層マーケティングを行う企業などに推奨されるサービスです。

推しペディア サービス概要

「推しペディア」の資料は以下よりダウンロード可能です。
https://corp.oshicoco.co.jp/download/5

株式会社Oshicocoについて

株式会社Oshicocoは、推し活領域に特化したリサーチ&コンサルティング事業を展開しています。推し活市場における生活者インサイトの調査・分析に基づき、企業の商品開発、マーケティング施策、プロモーション企画、事業開発支援を提供しています。また、独自の推し活コミュニティとSNS運用を活用し、推し活ユーザーのリアルな声を起点とした戦略設計から実行支援までを一貫して行っています。

Oshicocoロゴ

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