推し活グッズ処分で9割弱が「罪悪感」、一方で3人に1人が生活スペース圧迫に悩む実態が明らかに

推し活グッズの現状と蓄積傾向

調査によると、推し活の対象ジャンルで最も多かったのは「アニメキャラクター」で23.8%、次いで「アイドル(国内)」が21.8%、「アーティスト・バンド」が21.0%となりました。これらのジャンルでは、アクリルスタンド、缶バッジ、CD、写真集、ライブグッズなど、物理的なアイテムが豊富に展開される傾向にあります。

グッズの自宅での占有スペースについては、約3割が「生活空間の10%以上」を占めていると回答しており、中には「50%以上(半分以上)」と答えた人も3.0%存在します。

これまでのグッズ購入総額については、「5万円~10万円未満」が32.7%で最多でしたが、10万円を超える投資をしている層も合計で37.4%に達しています。特に「100万円以上」と回答した人も3.0%見られました。収集されたグッズが物理的な専有面積と金銭的な投資が大きくなるほど、将来的に手放す際のハードルも高まると考えられます。

推し活グッズの購入総額に関するアンケート結果を示す円グラフです。最も多い層は5万円〜10万円未満で32.70%、次いで1万円〜5万円未満が30.00%を占めています。

処分における心理的障壁

今回の調査で最も顕著だったのは、グッズを手放す際の「心の葛藤」です。推し活グッズを処分することに罪悪感や抵抗感を感じるか尋ねたところ、「やや感じる」が55.7%、「非常に感じる」が34.0%となり、これらを合わせると約9割弱(89.7%)の人が心理的な抵抗を覚えていることが浮き彫りになりました。

罪悪感・抵抗感の具体的な内容としては、「お金をかけたのにもったいない」が36.3%で最多でした。次いで「思い出が詰まっていて捨てられない」が29.8%、「推しの顔や姿があるものを捨てにくい」が12.3%、「推しへの裏切りのような気がする」が9.5%と続いています。金銭的な側面だけでなく、推しに対する情緒的な忠誠心や、グッズを「ゴミ」として扱うことへの忌避感が、処分を妨げる大きな要因となっていることが示唆されます。

粗大ゴミ回収隊の調査による、物を捨てる際の罪悪感や抵抗感を示す円グラフ。最も多い理由は「お金をかけたのにもったいない」が36.30%、次いで「思い出が詰まっていて捨てられない」が29.80%を占める。

実際の処分方法と直面する困難

グッズの処分経験については、「数回ある」が51.7%で最多でした。具体的な処分方法としては、「フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)で売却」が32.5%でトップとなり、次いで「自治体のゴミとして処分」が25.2%、「友人・知人に譲った」が14.0%となりました。

処分において最も重視することとしては、「誰かファンに使ってもらえること」(26.3%)や「売却してお金になること」(25.7%)が挙げられており、フリマアプリの利用が主流となる背景を裏付けています。

推しグッズの処分で重視する点に関するアンケート結果を示すパイチャートです。最も重視されるのは「誰かファンに使ってもらえること」で26.30%、次いで「売却してお金になること」が25.70%、「罪悪感なく処分できること」が21.70%となっています。

しかし、処分を実践した人々が直面した困難も少なくありませんでした。処分時に困ったこととして、「思い入れがあって決断が辛かった」が30.0%で最も多く、次いで「どれを残してどれを捨てるか判断できなかった」が27.4%、「売却価格が想像以上に安かった」が13.9%と続きます。メンタル面での課題に加え、個人間取引における手間や、期待を下回る買取価格といった現実的なストレスも大きな負担となっている実態が明らかになりました。

推し活グッズによる生活への影響と専門業者への期待

推しグッズが部屋を圧迫して生活に支障をきたしたことがあるか尋ねたところ、「ときどきある」(30.0%)と「よくある」(3.7%)を合わせると約34%に達し、3人に1人が問題を実感していることが判明しました。具体的な支障としては、「収納スペースが足りない」(29.6%)、「部屋が狭く感じる」(27.6%)、「掃除がしにくい」(22.6%)などが挙げられています。

こうした状況下で、大量のグッズを処分する際に不用品回収業者を利用したいと思うか尋ねたところ、「内容・費用次第で利用したい」が48.0%で最多となり、「ぜひ利用したい」(10.7%)を含めると約6割の人が業者利用を検討の対象に入れていることが分かりました。業者に期待することとしては、「適正な料金」(30.4%)がトップで、次いで「推しグッズを丁寧に扱ってくれること」(18.5%)が挙げられています。単なる廃棄ではなく、大切に扱われたい、あるいは再利用されたいというファンの倫理観や愛情が反映されています。

健全な推し活継続のための選択肢

今回の調査により、推し活を楽しむ多くのファンが、グッズの処分に対して高い割合で罪悪感や抵抗感を抱いていることが示されました。その背景には、金銭的なもったいなさだけでなく、推しへの感情的な繋がりが存在します。一方で、生活スペースの圧迫など、実生活への影響も顕在化しています。

フリマアプリが主流の処分方法であるものの、梱包や発送の手間、決断の難しさから、大量のグッズを抱えたまま立ち往生しているケースも少なくありません。新生活や模様替え、あるいは「推し変」による大規模な整理が必要な時期には、確実かつ迅速に、そして丁寧に処分を代行してくれる専門業者のニーズが高まっていると言えるでしょう。

株式会社PRIMEが運営する「粗大ゴミ回収隊」では、推し活グッズの整理に伴う大量の不用品回収に対応しています。調査で浮き彫りになった「思い入れがあって決断が辛い」「フリマアプリの手間が面倒」「量が多くて運び出せない」といった課題に対し、専門業者による解決策を提供しています。

調査概要

  • 調査方法: インターネット調査
  • 調査対象: 全国の成人男女
  • 有効回答数: 300名
  • 調査期間: 2026年3月
  • 調査実施: 株式会社PRIME

会社情報

  • 会社名: 株式会社PRIME
  • 所在地: 〒194-0021 東京都町田市中町1-3-1 小田桐ビル 501
  • 代表者: 福盛 輝彦
  • 事業内容: リサイクル業・生前/遺品整理・古物の売買及び輸出入・不用品/粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷の清掃・片付け/掃除代行・建物の解体・ハウスクリーニング

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