「UtaTen調べ」中学生以下の推し活実態を公開 – デジタルネイティブ世代の動向を分析

最推しジャンルは「漫画・アニメ」が最多

「あなたの最推しのジャンルを教えてください」という質問では、デジタルコンテンツに日常的に触れる中学生以下ならではの傾向が見られました。

最も多かったのは「漫画・アニメ」で、次いで「配信者」「VTuber」という結果に。スマートフォンや動画プラットフォームを日常的に利用する若年層らしく、リアルタイム配信やコメント機能など、双方向性の高いコンテンツが支持を集めていることがうかがえます。

最推しのジャンル

推し活の中心は「グッズ購入」と「配信視聴」

「推し活でよくすることは何ですか?」(※複数回答)という質問では、「グッズ購入」に次いで「配信視聴」が上位を占める結果となりました。

お小遣いや移動に制限がある中学生以下にとって、YouTubeなどの動画プラットフォームやSNSでのライブ配信は、最も身近に推しを感じられるコアな活動となっています。近年では、配信者だけでなく、国内アーティストやK-POPアイドルも多様なプラットフォームでライブ配信を行っており、配信はファンとの重要な接点として定着しています。

さらに、「SNSで投稿/拡散」や「オリジナルグッズ制作」も一定数存在しており、消費するファンだけでなく、自ら発信するファンの存在もうかがえる興味深い結果となりました。

推し活でよくすること

支出の優先順位も「グッズ」がトップに

さらに「優先してお金をかけているもの」についても、「グッズ」が最多という結果になりました。日常的に推しを感じられるアイテムへの支出が重視される一方で、ライブ・イベントといった体験型の支出も一定数存在しており、推し活は「モノ」と「体験」の両方に価値が置かれていることが分かります。

優先してお金をかけているもの

推し活の月額予算は、最多が「〜5,000円」でした。「〜1,000円」が僅差で続き、一方で「0円」という回答も一定数あり、お金をかけずに推し活を楽しむ層も少なくないことが分かります。中学生以下の推し活は、限られた予算の中で無理なく楽しむスタイルが中心となっているようです。

推し活に使う金額(月平均)

推し活の情報収集は「YouTube」が中心

「推し活の情報収集でよく使用するSNS」(※複数回答)では、「YouTube」が圧倒的多数となりました。動画コンテンツを通じて推しの日常や活動をリアルタイムで追えることに加え、ライブ配信やショート動画、切り抜き文化などが若年層に強く浸透していることが背景にあると考えられます。また、「X」や「TikTok」も高い利用率を示しており、“速報性”や“拡散性”を重視した情報収集スタイルが定着していることが分かりました。

推し活の情報収集でよく使用するSNS

推しへの感情は「推しから元気をもらいたい」

「推し活をしているとき、一番強く抱いている感情」を調査したところ、中学生以下の回答では「推しから元気をもらいたい」が最多となりました。次いで「推しに幸せでいてほしい / 成長を見守りたい」、「推しを応援したい / 成功を支えたい / 努力が報われてほしい」が僅差で続いており、彼らにとって推し活は単なる娯楽の枠を超え、日常のモチベーションや心の支えそのものになっていることがうかがえます。

一方で、「推しに会いたい / 話したい」や「推しに覚えてもらいたい」といったリアルな接触・認知を求める欲求は下位に留まりました。この結果から、中学生以下における推し活が、単なる一方通行の娯楽ではないことがうかがえます。推しの存在を日常のモチベーションや心の支えにしつつ、“応援する”という行為を通じて「誰かの成長や成功を我がことのように喜ぶ」という、見返りを求めない純粋な心のつながりを大切にするスタイルが定着しているようです。

推し活をしているとき、一番強く抱いている感情

デジタルネイティブ化が加速する中学生以下の推し活

今回の調査では、中学生以下の推し活において、「配信文化」や「オンラインコンテンツ」の存在感が非常に大きいことが明らかになりました。最推しジャンルでは「漫画・アニメ」や「Vtuber」が上位を占めています。動画プラットフォームやデジタルコンテンツを日常的にスマートフォンやタブレットで楽しむ、中学生以下ならではのライフスタイルを色濃く反映していると言えます。

また、実際の活動内容としても「グッズ購入」と「配信視聴」が突出しています。ライブ参加などの“現地型・リアル体験型”よりも、日常的にオンラインで推しと密な接点を持てるスタイルが中心となっています。支出面では「〜5,000円」「〜1,000円」の層がボリュームゾーンとなっており、限られたお小遣いの範囲内で無理なく推し活を楽しんでいる傾向も特徴的でした。

こうした結果から、中学生以下の推し活は、高額な支出や現地参加を前提とするものではなく、デジタルコンテンツやSNSを活用しながら、自分の生活スタイルや予算に合わせて楽しむ文化として定着していることがうかがえます。今後の推し活市場やファンコミュニティの変化を読み解くうえでも、注目すべき世代の実態が明らかになりました。

調査概要

  • 企画名:UtaTen調べ

  • テーマ:推し活に関するユーザー調査

  • 調査期間:2026年3月16日(月)〜2026年4月8日(水)

  • 調査方法:UtaTen内でのアンケート調査

  • 対象:15歳以下のUtaTenユーザー

  • 回答者数:3,414名

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